「超サイアク!!」な算数を、「役立つ算数」に変えるための最初の一歩とは?

嫌いな教科ナンバー1にランクインしている算数。

「算数」と聞いただけで、拒絶反応を示す子もいます。

本当は、こうなる前に数や計算の便利さに気付いてほしいのですが、これも現実です。

 

先日、こども達が集まってプリンを作る事になりました。

材料(一部)にはこのように書いていました。

 

「牛乳・・・・・・・・・・3/4カップ」

 

「3/4って何?3~4杯くらい入れようか?」

「カップってコップの事?どのくらい入れたら良いの?」

「もうテキト~でいいんじゃない??」

 

 

今回の記事は定型発達のお子さんの話です。

学校では特に問題なく、計算も出来るようです。

しかし算数では、1カップなんて出てきません。(ここにも、計算出来ても暮らしで使えない理由が隠れています)

 

 

ヒントを出しました。

「1カップは200mlだよ。200mlの3/4を計算すると良いよ!!」

こども達の拒絶感を感じました・・・・。

 

もっとヒントを出しました。

「計算式は200ml×3÷4で計算出来るよ。電卓使っても良いよ。」

「何で算数なん?超サイアクっ!!!」

 

 

こんな時、あなたならどうしますか?

電卓を使ってOKと言えばやってくれるお子さんは多いです。

大人は電卓を使うのに、こども達は使わせてもらえませんから。

 

それでもダメな場合はどうしますか?

こんな時は、大人が電卓で計算してしまいましょう!!

ただし、こども達の前で堂々と見せながら計算して下さい。

 

 

計算は結果が大切なのではなく、計算過程が大切です。

「なぜ、そのような計算式になるのか?」という疑問を持ち始めたらしめたもの!!

 

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無理に計算させるよりも、「プリンを作って食べる」という、楽しい目的を達成する方が大切です。

なぜならば、長い目で見た時、

「お料理には算数が必要なんだ、サイアク~!!」で終わるのと

「お料理楽しい!!またやりたい!!」で終わるのでは、その後のやる気に大きく影響するからです。

 

 

療育の基本です。

 

 

楽しい経験と共に、数や計算を便利に使っている所を見せてあげて下さい。

大人が繰り返しやっている事を、こども達は最もマネしたがります。

 

繰り返し続けていると、自然とお料理の時には計算を使うようになり、

実はその計算は、算数の教科書にも載っていた!!という発見に繋がる事が理想です。

 

少し考えてみて欲しいのです。
計算は、問題を解けるようになる事が大切なのでしょうか?

 

そもそも、なぜ数や計算がこの世に存在しているのでしょうか?
長い歴史の中で、私達の祖先がたくさんの苦労を積み重ねながら作り上げてきた「便利なツール」だったのではないでしょうか?現代社会に存在する、インターネットやスマートフォンのように・・・。

 

数や計算は、暮らしが便利になるように作られてきたはずです。

それだけではありません。

数や計算が存在するからこそ、みんなが納得出来る「平等」を作れます。

こども達に、数や計算の便利さを身近な体験から学んで欲しいと願っています。


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